2013年09月23日

あまちゃん あらすじ~近づく最終回!~朝の連続テレビ小説「あまちゃん」第150話のあらすじ【2013年9月21日放送分】ネタバレ


「すずが、すろみ、女優の!」と吉田。

「女優?」と忠兵衛。

「美味しい!」と鈴鹿。

「ですよね?」と吉田。

「うんうんうん!」とウニ丼をほおばる鈴鹿。

何の前触れもなく、鈴鹿ひろ美が北三陸に現れた。

「ニヤニヤしてねえで、返せ!おらのウニ丼!」
と鈴鹿の食べているウニ丼を取り戻そうとする忠兵衛。

「だえ~!」と忠兵衛をはらいのける吉田。

吉田と電話で話すアキ。
「じぇ!鈴鹿さんが?」

「そうなの
 今ちょうどウニ丼完食して
 忠兵衛さんの方は冷酒で黙らせた」

「黙ってねえぞ、このウニ丼泥棒!
 何が女優だ~!」

「確信犯じゃねえか!」と大吉が店に入ってくる。

その後に種市、
「凄かったですよね、口、真っ黒になって」

「自分から描いたのか?」と菅原も入ってくる。

「ウーロン茶ロック!」と鈴鹿の横に大吉。
「じぇじぇじぇ~!鈴鹿さん!」と鈴鹿に気づき、驚いて立ち上がる。

種市と菅原も驚いて見ている。

「あら、種市君、駅長さん
 、、、誰かしら?」

「あ、観光協会の菅原です
 ファンです、大ファンです!」

「またまた!
 ジャガー横田のファンだったくせに!」と吉田。

「帰ってきたぞ、大吉」と嬉しそうに大吉の肩をたたく忠兵衛。

「忠兵衛さん、ちょっと待って」と大吉にないがしろにされ、不満そうな忠兵衛。

「遠いところ、わざわざ、、」と座りなおす大吉。

「いいえ~」と微笑む鈴鹿。

「こっちの方が遠いぞ!2年ぶりだぞ!」と怒る忠兵衛。

「でも、あれですよね?
 リサイタル、30日ですよね?」と種市。

「今日は何月何日だ?」と菅原。

「6月18日だね」と大吉。

「来てくれたのはうれしいんですけど、
 言っていいですか?
 早すぎ~!」と菅原。

「本番に向けて気持ち作りたいから
 前のり?
 天野さんは?」と鈴鹿。

「天野?」と忠兵衛。

「アキちゃん、今こっちさ向かってます」と吉田。

「あんた、アキ知ってんのか?」と忠兵衛。

「ええ、まあ
 付き人だったんです、昔」

忠兵衛は驚いた顔で立ち上がり、鈴鹿を指さし、
「おめでた弁護士!
 おめえ、さては女優か?」

「だから何べんも言ったでしょうが!」と吉田。

「おばあちゃまもよく知ってますよ」と鈴鹿。

「おばあちゃま?」と忠兵衛。

「夏さんと橋幸夫さんの仲を取り持ったのも、私です!」
と得意気な鈴鹿。

「ああ、鈴鹿さん、それまずい、、、」と種市。

「この人、夏さんのご亭主」と大吉。


天野家に帰った忠兵衛。

東京で橋幸夫と夏がデュエットした時の写真をみながら笑う一同。

「笑い事じゃねえべ!亭主の留守中にだと?
 しかも、、、橋幸夫~!?
 今すぐ出て行け~!」

「ああ、おらが出てったら、このうちはほとんど空き家だぞ」
と笑う夏。

「こりゃ1本取られたな、忠兵衛さん!」と組合長。

笑う一同。

「夏さん、みなさん、お変わりなくて安心しました」と鈴鹿。

「いや、どうも」と組合長。

「まわりが変わりましたからねえ
 ここらあたりでも何人かは死んでしまったし
 こちらのうちも流されたし
 でも、せめて無事だったやつらだけでも、変わらず、
 笑ってるべ~って!」

「そうですか」と鈴鹿。

「はい」と夏。

「じいちゃん、地震あったのに、なして帰ってこねかった?」

「なして帰んねばなんねえ?」

「夏ばっば心配でねがったか?」とかつ枝。

「無線で確認できたべ」と夏。

「んでも~」とかつ枝。

「陸(おか)が大変な時に、陸さ上がってどうする?
 むしろ海さ出たおらたちがよ、海で銭こ稼いで陸の連中さ助けねばなんねえべ!
 んだから、けえってこねかった」

「、、、かっけ~」と鈴鹿。

嬉しそうな忠兵衛。

「ありがとうごぜえます」と夏。

「ユイちゃん!」とアキ。

ユイが玄関から顔をのぞかせる。
「こんばんは」

「ユイちゃん!
 おらの親友で、一緒に潮騒のメモリ―歌ってた子だ」
と鈴鹿に紹介する。
「はいんなよ!」

「どうぞ!」と鈴鹿。

「いやいやいや、無理無理無理!」とユイ。


~黒川家~

アキと電話で話す春子。
「はあ~?何で鈴鹿さんが実家にいんのよ!」

「え~?」と正宗も驚く。

「前のり?前過ぎるでしょうが!」

「それ、さんざん聞いてる~
 今はなんかユイちゃんと熱く語り合ってるよ」とアキ。

「おめでた弁護士シリーズも、パートファイブまではよかったんですけどね、
 助手が柳沢慎吾さんに代わってから、数字は上がりましたけど
 コアなファンは離れたじゃないですか~
 ひかる一平さんの方がよかったですね~」
とお酒がまわり饒舌なユイ。

「やっぱり~?そうなのよ」と鈴鹿も酔っ払って上機嫌。

「という訳で、鈴鹿さんうちにいますんで、ご心配ねく!
 以上、北三陸から天野アキがお送りしました~!」

「あんた、酔っぱらってんの?
 アキ~?アキ!」

電話を切ったアキ。

あきれてため息をつく春子。
「また一人、飛べない鳥が、北三陸へ逃げて行った」


~天野家~

「天野さ~ん?起きてる~?」と暗がりの中、2階へ上がる鈴鹿。
 加湿器があったら出して頂けないかしら?
 天野さん、天野さん、、あ! 痛っ!」
ドアにぶつかり、アキの部屋へ転がり込む。
部屋を見渡す鈴鹿。
「あ、、、やだ
 やだやだ!懐かしいったらありゃしない」

(ナレーションの春子)
でしょうね
だってその部屋は、1984年で時間が止まっているんですもの

「やだ、、、ひかる一平」とレコードを手に取る鈴鹿。

「ああ、鈴鹿さん」と目が覚めたアキ。

「何なの?この部屋」

「ママが高3の夏まで使ってた部屋だ」

「高3、、」

「アイドルを夢見て、そこで履歴書書いたり
 音楽きいてキュンキュンしてたんだと
 おらも高3の夏まで使ってたんだ」

「天野さんも?」

「んだ
 ママとガールズトークしたり
 ユイちゃんと将来の夢語り合ったり
 アイドルさ憧れたり
 懐かしい、、、
 こういう、部屋で見た夢を、鈴鹿さんみたく叶えられる人って
 一握りなんだよなぁ」

当時の春子を思う鈴鹿。
「ねえ、明日からこの部屋使っていいかしら?」

「じぇ!鈴鹿さんが?」

「うん
 気持ち作るには、もってこいだわ」

「いいけど狭いでしょ
 ホテルさでも泊まったら?」

「いいの、ここでいいの!
 ううん、ここがいいの」

翌朝。

眠そうな顔でたちつくす夏と忠兵衛。

「ご飯は?」とアキも起きてくる。

ふたりが指差す先には、、

「おはよう!天野さ~ん」と朝から元気な鈴鹿。

「出た!鈴鹿スペシャル!」

「そうよ~
 鈴鹿のいる所に鈴鹿スペシャルありよ」

「鈴鹿さん、おら、67年間、朝はご飯と、、、」と夏。

「その習慣、今日から変えましょう!ほい!」とコップを渡す鈴鹿。

「飲まなきゃダメか?」とアキ。

「声出るから~ほい!」とアキにもコップを渡す。

「あんた、、魔女なのか?」と忠兵衛。

「いいから、ほい!」と忠兵衛にもコップを渡す。
「ほい!ほい!」とあおる鈴鹿。

3人で一斉に鈴鹿特製ドリンクを飲む。
「うわ~!!!」


朝食の後、アキと鈴鹿は会場の下見に行った。

「あ!鈴鹿ひろ美?」とヒロシ。

「この人、ストーブさん
 観光協会の海女カフェ担当で、ユイちゃんのお兄ちゃん」

「足立です
 当日の舞台監督的な事させて頂きます」と緊張しているヒロシ。

「よろしく」と頭を下げる鈴鹿。

「勉さん!」とアキ。

「ん?」

「水口さん今日来てねえの?」

「ああ、さっきまで、そこでペン、、、
 す、す、す、、、鈴鹿、ひろ美!」
鈴鹿に気づき、驚いて立ち上がる勉さん。

笑顔で頭をさげる鈴鹿。
はっと何かに気づき、水槽を横からのぞく。

水槽の向こうには水口がいた。

「あ、、、ご、ご無沙汰してます」と水口。

「何してんの?こんなとこで」と鈴鹿。

「あれ?あれ、あれ?」と種市。

「バックレてすいませんでした!」と頭を下げる水口。

「水口君、円満退社じゃなかったのか?」と勉さん。

「いや、、何か面倒くさくて、、、
 あ、メールはしました」

「売り上げは、地域復興に役立ててください」と鈴鹿。

「はい!」とヒロシ。


~喫茶リアス~

「こいつなんかね、春ちゃんと交換日記してたんですから!」と大吉。

「あらまあ」と鈴鹿。

「よ、読みます?
 これ、貸出自由ですから」と吉田。

「ああもう、やめてよ~!」と菅原。

「いいから、いいから!」と大吉。

「ああ、読まれてまう~
 先輩も人の事言えねえべ
 春子さんに何回も告白して何回も振られて」

「最終的に何だかわかんねくなって、あんべちゃんと結婚して」と大吉。

「あんべちゃんも同級生なんですよね」と菅原。

「同級生ったって、春子さんは学園のマドンナで、
 私なんか、
 給食のスパゲッティミートソースの中になぜか迷い込んだ輪ゴムですもの」とあんべちゃん。

「おかしい」と笑う鈴鹿。
「でも、あれねえ
 天野家は昔からずっと話題の中心だったのね」

「そりゃそうだべ
 夏ばっぱは海女クラブの初代会長で、
 春ちゃんは北三陸一のスケバンだもの!」

「その娘のアキちゃんは、潮騒のメモリ―ズだもんね」と勉さん。

「三者三様だけど、代々、北三陸のアイドルだったんですねえ」と鈴鹿。

「どれ!北三陸名物、
 駅長のゴーストバスターズ、聴いて下さい!」と大吉。

「え~!」と一同。

「鈴鹿さんのカラオケも聴きたいなあ
 な~んて!」と吉田。

「吉田君、それはいくら何でも、図々しいべえ」と菅原。

鈴鹿の様子をうかがう一同。

「、、、構いませんよ」と鈴鹿。

「本当ですか!?」と菅原。

「ええ。リサイタルの予行演習も兼ねて」とステージに飛びのる鈴鹿。

潮騒のメモリーのイントロが流れ出す。

「来た~!生きててよがった~!」と大興奮の大吉。

「本物だ!」と菅原。

突然鈴鹿からマイクを奪い取るアキ。
「危ねえ!ダメだべ!」

「ごめんなさい、そっか」

「何やってんだ、水口さんもいながら!」と怒るアキ。

「、、、あっ!そうか、ゴメン」と今頃気づく水口。

「なに?なに?」と一同。

店の外には、携帯で話をしながらやってきた太巻。
「もしもし~正宗君?
 はいはい、はい、着きました
 今北三陸駅で~す
 はいはい、リアスね?
 え~軽食喫茶リアスと、スナック梨明日と2つあるんだけど
 どっちのリアス?
 うん、中で繋がってる?
 意味わかんな~い」と太巻。

店の中からユイが出てきて
「どっこいしょ」と喫茶店の照明を店の中に持って入る。

その様子を見つめていた太巻。
「、、、ゴメン!
 今ぼ~っとしてた~
 うん、なになに?」と再びしゃべりながらその場を離れる。

2013年09月20日

あまちゃん あらすじ~最終回まで見逃せない!再放送も見よう!~朝の連続テレビ小説「あまちゃん」第149話のあらすじ【2013年9月20日放送分】ネタバレ

2012年3月。
あの日から1年が経ちました。

~天野家~

仏壇の前で手を合わせるアキ。
「あれ!?」

「何だ?アキ
 朝ご飯だぞ」と夏。

「じいちゃんって、いつがから帰ってきてねえ?
 なあなあ、ばっぱ、震災のあと、帰ってきた?
 来てねえべ? 遺影は?
 、、、ねえべ! どういう事?」

「うるせえなあ、もう」

「帰ってくんのか?
 なあ、ばっぱ
 遺影がねえって事は、じいちゃん、近々帰ってくんのか?」と嬉しそうなアキ。

「あ~あ~もう、うるせえ、うるせえ、うるせえ!」

「あるいは、、、
 まさか、じいちゃん、まさか、、、」
不安そうなアキ。

「心配するな
 忠兵衛さんは元気だ」
仏壇の下の引き出しを嬉しそうに開ける夏。

「じぇ!パ、パソコン?」

夏の病気と震災を経て、忠兵衛と夏は、ネット電話でつながっていた。



夏がパソコンをたちあげると、そこには忠兵衛の姿が。
「よう、夏さん
 ボアノイチ、ボアノイチ
 ポルトガルは今、まだ夜中だ~」
と陽気な忠兵衛。

「な、何で~?」とアキ。

「夏さ~ん、う~、う~」と唇を突きだし、画面に顔を近づける忠兵衛。

「、、、ワイファイ?」と夏。

ついに夏さんがハイテクに!?


2012年春。
北鉄は、北三陸、袖が浜間を往復運転しつつ、
7月1日からの本格的な運転再開に向け、点検作業も大詰めです。

「だから、ネズミの絵、描かねえでよ~!」と吉田。
「子供は喜ぶけど、大人は胃が痛くなるんだから!
 あっ、もう!これ消えないよ~!」と必死に消そうとする。

一方、6月30日オープン予定の海女カフェは、遅々(ちち)として進まず。

漁協のかつ枝さんが計算しているのは、海女カフェ再建に関わる費用の見積もり、
つまり支出。

「ぐっ、、、」と難しい顔で電卓をたたくかつ枝。

しおりさんが計算しているのは、
海女カフェ再建をサポートする企業からの協賛金、一般からの寄付金、
つまり、収入。

「くっくっくっ! 出来ました~!」と言い放つかつ枝。

「こっちも出ましたー!」とすごい形相のしおり。

「ん?ん?」
二人の突き出した電卓を見比べる菅原。
「はい! かつ枝さんの勝ち~!
 さすが、眼鏡会計ババア
 栗原ちゃん、足元にも及ばない~」

にらみあう、かつ枝としおり。

「勝ってどうすんだよ」と冷静な組合長。

「あ、、、」とかつ枝。

「めっちゃ悔しい!」とハンカチをかみ締め座り込むしおり。

「顔では負けてなかった
 いい勝負だったよ」となぐさめる吉田。

「どこか切り詰めねえと、海開き、間に合わねえど」と夏。

「分かってる」とアキ。

「んでも、天下の鈴鹿ひろ美が来るのに、
 まさかビールケースの上で歌わせるわけにはいかねえべ」と菅原。

「それも分かってる」

「しゃあねえ、水槽諦めんべえ!」と美寿々。

「だったら、魚も諦めんべ」と組合長。

「ドイツ製のシステムキッチンも諦めんべ」とあんべちゃん。

「エスプレッソマシーンも諦めんべ」とかつ枝。




「おやおや~?
 まだまだ切り詰められそうですよ~?」と電卓をたたくしおり。

「フロアの面積を半分に、
 メニューはまめぶと乾きもの中心
 照明はミラーボール!」とヒロシ。

「これでどうだ!? 眼鏡会計ババア!」とアキ。

「何とか予算内には収まるが、これじゃあリアスで歌うのと、、大差ねえべ」とかつ枝。

「あ~、、、」と納得する一同。


~喫茶リアス~

「♪き~てよ、その火をとびこえて~
  砂にかいた~ アイミスユ~」とステージ上で歌う弥生。

めんどくさそうにタンバリンをたたくユイ。

店の外では、大吉が誰かと電話で話していた。
「あの、、ええ、点検した、ええ、はい」
不審な動きをする者の姿が目に入る。
「あ、ええ、あの、ちょっと、かけ直します」と慌てて電話を切る大吉。
後ろから不審者に近づく大吉。
店の中をのぞく男の背負っているサメのリュックをひっぱりあげる。

「ギョエ!」


~漁協~

「まず、最低限の設備で開業して
 海女さん達の実演で黒字が出たら解体しませんか?」とヒロシ。

「口で言うのは簡単だけど、出るか? 黒字」と菅原。

「去年、ガレキ撤去したけど、結局ウニは戻ってこなかったもんなあ」と美寿々。

以前アキが潜ったときには、ウニはほとんどいなかった。

「去年放流したウニが、卵産んで、ちゃんと育ってくれればいいが、、、
 こればっかしは、潜ってみねえとわかんねえど」と夏。

「そうなのか?」とアキ。

「津波でいっぺん流されだら、元に戻るには通常3、4年かかる」と組合長。

「じぇじぇ!」とアキ。

「悪いが、、、今年はあんまり、期待できねえな」と夏。

「アキちゃん、アキちゃん、ちょっといい?」と吉田。

「何?」とアキ。

「駅長から電話で、不審者捕まえたんだと」

「不審者!?」と組合長。

「はい、怪しい男がウロウロしてっから声かけてとっ捕まえたら
 アキちゃんの知り合いだって言うんだと」

「おらの?名前は?歳はなんぼぐらい?」

「それが何を聞いても、ギョギョってしか言わねえんだと」

「じぇじぇじぇ!」
慌てて外に飛び出すアキ。


~北三陸駅~

「いたか?」と吉田。

「あっ、いたいたいたいた!」と菅原。

「さかなちゃん!」と指差すしおり。

「ギョエ?」とさかな君。

「さかな先輩!」と菅原。

「ギョオ?」

「おさかな野郎!」と吉田。

「うお~」

「サカナクション!」としおり。



「うわ~」とさかなクン。

「どこ? 人面魚! どこ!?」と店から興奮して出てくるユイ。

「おしいけど全部違います」とヒロシ。
嬉しそうに男のかぶっていた帽子を脱がせると、ふぐの帽子が。
「さかなクン!」とヒロシ。



「正解でギョざいます」とさかなクン。

「じぇじぇ!」と大吉。

「駅長が失礼しました」とアキ。

「いいえ~」

「っていうか、ご無沙汰してます!」

「ギョ無沙汰してます、アキちゃん!うん!」

「えっ、でも何でまた北三陸に?」

「はい、アキちゃんどうしてるかなと思って、ネットで検索したら
 こちらの、観光協会のホームページにたどりついたんです」

「それ、僕が作ってます」とヒロシ。

「ギョギョ!」


観光協会のホームページには、「潮騒のメモリーズからのお知らせ」と題して
動画が掲載されていた。
「じぇじぇ! なまりすぎる海女のアキです!」

「ミス北鉄、足立ユイです!」

「せ~の、潮騒のメモリ―ズ、Z!」

「2009年夏にオープンされた海女カフェですが、
 昨年の津波で被害を受け、未だ再建の目途が立っておりません」
今の海女カフェで話すユイ。

「震災前は、ここさ、綺麗な水槽が並んでいて
 珍しい魚や、珍しくねえ魚が、たくさん泳いでたんです」とアキ。

「7月1日の開業に向けて、私達も精一杯頑張りますので
 みなさんもどんどん北三陸さ、来てけろ!」とユイ。

「北鉄も畑野まで走るど~!」とアキ。


そんな二人のけなげな動画を見て、北三陸までやってきた、さかな君。
「そこで自分にも何かできる事はないかなと考えて
 そうだ!さかなクンのコレクションを~寄贈しようと思ったんです」とさかなクン。

「さかなクンコレクション?」と大吉。

「はい!
 さかなクンの水槽と珍しいお魚をプレゼントしようと思って!」

「じぇじぇじぇ~!」と一同。

6月に入り、さかなクンのコレクションが運び込まれました。
その頃には、海女カフェの再建も着々と進んでいました。

予算が足りず、震災前の海女カフェには到底及びませんが
手作り感あふれる、温かいお店になりそうです」

「種市君! そっち、白いペンキある?」とヒロシ。

「あ、いや、ないっす」

「あっ、こっちさあるよ!」と勉さん。

アキがペンキを取りにいこうとすると、
「あっ、アキちゃん、私やる」とユイ。

「あっ、ありがとう」

「ありがとう、勉さん」とペンキを受け取るユイ。

「気をつけて」と勉さん。

「ありがと、ユイ」とヒロシ。


そんな様子を見て
「アキちゃん、よかったね~!」とさかなクン。

「うん、
 完全に元どおりじゃねえが、逆回転、成功だべ!」

「ギョギョギョ~!」

「じぇじぇじぇ~!」

「やった~!」
と喜ぶアキとさかなクン。

種市先輩、ストーブさん、勉さん、それにユイちゃん。

「ユイちゃん、何描いたの?」とアキ。

「雲」

「あっ、雲か!」

「何でか二度塗りしてるの」

みんないろいろあったけど、今ここにいる。
その事が、たまらなく嬉しいアキでした。

「おらも描く!」とアキ。

「うん!」とさかなクン。

「アキ~!何してんだ?早く行くぞ」と夏。

「ああ、ゴメンゴメン、すぐ行く」


~喫茶リアス~

店の扉が開く。

「あっ、帰ってきたんですか?」と吉田。

「けえってきたぞ~!」と姿を現したのは、忠兵衛だった。

その後に、もう一人お客が入ってきた。

「はい、いらっしゃ~い」とコーヒーをいれながら答える吉田。

入ってきた、黒い帽子をかぶりサングラスをかけた女性がカウンター席に座ると、
「あ、、、すいません
 今日、海女カフェに水槽と魚が入って、みんなそっちさ行ってるんですよ」と吉田。

「なっちゃんもか?」と忠兵衛。

「夏さんは浜です」

「ふん! 何だ、くそ面白くねえ!」とおしぼりをたたきつける。

「ご注文は?」と女性に聞くと

「おい、にいちゃん、ウニ丼けろ」と忠兵衛。

「あ、あたしも!」とその女性も答える。

「残念、、、最後の1個」と苦笑いする吉田。

見詰めあう忠兵衛と女性客。
すると突然吉田が、
「あ、最初はグー!」と叫ぶ。
「ジャンケンポン!」と吉田が言い、じゃんけんする二人。


7月1日の海開きに先立って、いよいよ、海女クラブが
ウニの繁殖具合を確かめる事になった。

「準備できたらいくぞ、アキ!」と美寿々。

「はい!」

この日の水温、14度。

海面に足をつけるアキ。
「ひゃっこい!」

「ハハッ
 ちゃんと体慣らしてから潜るんだぞ」と夏。

「うん!」

海に潜ったアキの様子を心配そうにうかがう夏。

「どうだ? 美寿々!アキ!アキ!
 ウニいねえか?え?」

海面に顔を出したアキ。
「ばっぱ、大変だぁ!」

「どうした!?」と心配そうな夏。

「ウニで岩が見えねえぐれえだ!」と獲ってきたウニを突き出す。

「じぇじぇじぇ~!」と嬉しそうな夏。

「やった~!繁殖大成功だ!ばっぱ!」と美寿々。

「いがった、いがった!」と夏。

お~!と見ていた町の人達から歓声がおこる。

「やった~!」と美寿々。

嬉しそうな夏にウニを投げるアキ。
初めて出会った時、夏がアキにウニを投げたように・・・。

嬉しそうに受け取り、両手でウニをかかげ頭をさげる夏。

再び海に潜るアキ。

アキは、言葉を失いました。
まっ、どっちにしろ、水中なので声は出ませんが。

これで漁ができる。北鉄も走る。
海女カフェもみんなのおかげでオープンできる。

賑やかで、楽しい、2012年の夏がやってきました。

再び海面に顔を出すアキ。
「なんぼでも獲れるど~!」とウニを突き出す。


~喫茶リアス~

「あいこでしょ!あいこでしょ!」と吉田。

「あっ!」と鈴鹿。

「やった~!おらの勝ちだ!」と忠兵衛。

「後出し!」とサングラスをはずす女性。
「今の後出しです!
 考えられない!」

「うるせえ!
 おらは、この一口を楽しむために、7つの海を乗り越えてけえってきたんだからよ」

ウニ丼を忠兵衛から奪い取り、女性の前に差し出す吉田。

「何すんだ、このわらす!」と怒る忠兵衛。

嬉しそうな女性。

「す、す、鈴鹿、、、すろみ!」と後ずさりする吉田。

「すずか?すりみ?何だ、そりゃ」と忠兵衛。

「違うよ、すずか、すろみ、、」

「美味しい!う~ん!」とウニ丼をほおばる鈴鹿。

2013年09月19日

あまちゃん 最終回まで見逃せない!朝の連続テレビ小説「あまちゃん」第148話のあらすじ【2013年9月19日放送分】ネタバレ

春子から鈴鹿がチャリティーコンサートで北三陸へやってくると聞かされた大吉。

「海女カフェで!?」

「そうなの、岩手、宮城、福島ってまわる予定なんだけど、
 その前にアキのつくった海女カフェで歌いたいって本人の希望なの
 でも、あれよね、、、地震でねぇ、、、、」と春子。

「んだな、流されちゃったもんな、、、
 再建設の計画もあるし、可能性はゼロじゃねえが
 ちなみに時期は?いつごろを考えてる?」と大吉。

「う~ん、、、鈴鹿さんは、、、」

「あ、その前に春ちゃん!」

「何?」

「再婚おめでとう!」

「ありがとう」

「海女カフェ担当に代わります」
とヒロシと代わる。

「もしもし、お電話代わりました、足立です」




「ああ、どうもどうも
 でね、震災からちょうど1年だし、鈴鹿さんは3月っていうふうに言うんだけど」と春子。

「3月!?」

「じぇじぇじぇ!」と大吉。

「無理無理無理!」とアキ。

「そう無理なの、こっちにしても準備が間に合わないの、それじゃ」

「準備?」とヒロシ。

「あ、アキに代わってくれる?」

「もしもし」とアキが出る。

「アンタさ、あのことくれぐれもみんなに内緒だからね」

「ああ、言わねえ」
と駅長室から電話を持って出て行くアキ。
「でもどうすんの?またママが落ち武者になるの?」

「アキ!アキ!アキ!」
焦る春子。

「ごめん!」

アキの後ろから
「春ちゃんが落ち武者?」と顔を出す大吉。

「影武者は金輪際やらない
 そのために今、歌唱指導してるの
 じぇじぇじぇでしょ?」


鈴鹿の歌唱指導をする春子。
「き~て~よ、だよ!き~て~よ、き~て~よ」
鈴鹿を追いつめる春子。

「優しく教えて下さい!褒められて伸びてきたんです私」

「今んとこ褒めるとこ1個もないの!」


「大変だな」とアキ。

「そういうわけで、海女カフェの再開のめどがたったら教えて」と春子。


~観光協会~

「要するに、海女カフェば建て直せば鈴鹿ひろ美が来るって事か?」と菅原。

「そんな映画ありましたよね
 それをつくれば奴が来る」と吉田。

「フィールド・オブ・ドリームスですね」としおり。




「海女カフェつくればひろ美が来る、作るか菅原!」と大吉。

「うん、、、
 前はなんぼかかったっけ?」

「2000万だ」とかつ枝。

「無理無理無理!」と一同。

「ローンの未払いは災害保険でなんとかなるけども
 新しく建て直すとなるととてもとても」とかつ枝。

「前みたいに立派なものじゃなくてもいいんです!
 小さくてもステージがあって、音響設備があれば」とヒロシ。

バン!と組合長が机をたたく。
「それどころじゃねえよ!
 おらとこの住む家もまだねえんだぞ!」

「すいません、、」

「諦めろ、海女カフェ担当
 今は北鉄を宮古まで通す事が最優先だ」と大吉。

「んだ
 1に北鉄、2が市民ホール、3、4がジオラマと、、ガールズバー
 海女カフェは5番だ」と菅原。

また組合長が机をたたき、
「ジオラマは最後でいいべ!」と怒る。



「んだんだ!ジオラマん中だけで復興してもむなしいだけだ!」と怒る吉田。

「ガールズバーっていりますか?」とつっこむしおり。

「いるよ」と吉田。


~漁協~

「ふざけんな!
 おらたちは隙間風の入るプレハブで冬越そうとしてんだぞ!」と怒る美寿々。

「んだんだ!海女カフェが最優先だ!」と弥生。

「だったらみなさんで組合長説得してくださいよ!」とヒロシも怒鳴る。

「、、それはできねえ
 おらとかつ枝さんの友情に亀裂が入るっぺ」と弥生。

「確かに
 かつ枝さんも仮設住宅さ入ったはいいが、先の見通しは何も立ってねえもんなぁ」とあんべちゃん。

「北鉄はどうなってんだ?
 国の補助受けられんのか?」と夏。

「これで廃線になったら公約違反だべ!」と弥生。

「みなさん、すいません!」
ミサンガ作りをしていたユイが話に入ろうとするが、みんな話に夢中で気づかない。



「海女カフェが出来てもそこまでの足がねえんじゃ話になんねえ!」と美寿々。

「すいません!」声を荒げるユイ。
「口じゃなくて手ぇ動かしませんか!」

「ユイちゃん、、、」とアキ。

「これも大事な復興支援です
 1本につき100円
 ね?大事にしてください」

「は~い」と作業に戻る海女クラブのメンバー。




みんな、目に見えてイライラしている
殺伐としたムードが充満していた

港を歩くアキ。

もうすぐ1年がたつというのに何一つ改善されない

落ちていた復興の旗を海で洗うアキ。

活気にあふれた2009年の夏はもう戻ってこない

海女カフェにきたアキ。

きれいな水槽もオープンデッキも巨大モニターも跡形もなく消えてしまった

「え?誰?」
人の気配に気づくアキ。
現れたのは、若い頃の春子。

(ナレーションの春子)
断っておきますがこれは幽霊じゃありません、だって私生きてるし
じゃあなぜ?
どうして若い頃の母の姿がアキには見えるの?
理由はよく分かりません


若い頃の春子が黙ってアキに何かを差し出す。
見ると、汚れた、鈴鹿ひろ美の「潮騒のメモリー」のレコードジャケット。
黙ってアキを見つめる春子。

ガサガサっと物音がし、アキがのぞくと、勉さんと水口さんが看板を運んでいた。

「すいません、遅くなりました!」とヒロシ。

「いえいえ、我々も今来たところですから」と水口。

「これ持ってっちゃっていいよね?」と勉さん。

「はい、お願いします
 あ、種市君!」

「はい」と一緒に来ていた種市。

「そっち持って!」

「天野、、」
出てきたアキに気づく種市。

放心状態のアキ。

「アキちゃん?」と薄暗い中、アキの顔に懐中電灯の明かりを照らすヒロシ。
「何してんの?」

「ストーブさんは、何してるんですか?」

「ああ、せめて再建のめどはたたないけど、がれきの撤去と掃除ぐらいは自分たちでやっとこうと思って」

「業者に頼むと金かかるしな」と種市。

「ユイの言うとおり、口じゃなくて手ぇ動かせないと」とヒロシ。

作業しているみんなを見て、アキも手伝いはじめる。

「あ、大丈夫?足元気をつけて」とヒロシ。

「軍手使え、ほれ」と種市も気遣う。

「ありがと」と嬉しそうなアキ。

こうして有志による清掃活動が、自然発生的に始まった。
北鉄の清掃もする大吉達。
その頃春子は、鈴鹿の歌唱指導に苦戦していた。

海女カフェの片づけが終わり、ヒロシと種市の描いた、潮騒のメモリーズの看板が掲げられる。




「ありがとうございました」
みんなの前で頭を下げるヒロシ。
拍手をする一同。

さらによい知らせが舞い込んだ。

~スナック梨明日~

「え~、市長の足立でございます
 北三陸鉄道の復興計画が具体的となり、
 ここ北三陸から畑野の区間を、7月1日の海開きの日から、運行する事が、、
 決定しました!」



イエーイ!と盛り上がる一同。

「え~大吉君、北鉄を代表して一言」
と大吉を呼ぶ功。

よっ!と拍手で迎えられる。

「みなさん、、、ようやくこの日が来ました
 7月1日といえば、1984年に北鉄が開通したメモリアルデーです」

「んだんだ」と弥生。

「思えば、我が北鉄は、震災の5日後から、、」
言葉をつまらせる大吉。

「泣くな!」と弥生が渇を入れる。

「はい
 震災の5日後から、半ば強引に列車を走らせて、
 やれ税金泥棒だ、やれ赤字製造列車だと、陰口をたたかれながら、、
 たとえ、、、たとえ、、、儲からなくても、、、
 たとえ、、、線路の両脇ががれきの山でも、、、
 変わらずに北鉄が走っている
 相変わらず5、6人しか乗ってねえのに走ってる
 その事実が、市民の心の支えになると信じて頑張ってきました」
泣きながら話す大吉。

もらい泣きをする弥生。

「弥生さんこそ泣くな!」と大吉。

「泣いてね~!」と叫ぶ弥生。

勉さんも涙ぐむ。

「だからおらも泣かねえ
 全線が開通するその日まで、、
 おら、、、、」
涙をこらえる大吉。

「泣け!」と美寿々が叫ぶ。

嗚咽する大吉。

「大吉~!」と泣きながら弥生が両手を広げる。
抱き合う二人で泣く。

乾杯する一同。


~スリーJプロダクション事務所。

アキと電話で話す鈴鹿。
「あらそう、よかったじゃない!」と鈴鹿。
「じゃあ、鈴鹿もその日にしようかしら」

「じぇ、その日は、、」とユイの書いたノートをめくるアキ。
そこには、「7月1日、お座敷列車」と書かれていた。




「だってお祭りでしょ?いっぱい人来るでしょ?」と鈴鹿。

「だから!バタバタしてお構いできねえと思う」

「じゃあ、、前夜祭にしましょう、30日?」

「ナイス!土曜日!」と大吉が口を出す。

「だけど、ママに聞いてみねえと、、、」

「社長には、私からそのように伝えておきますから」
と春子の椅子に座り、社長気分の鈴鹿。

「じゃあ6月30日、海開きの前日で決定な!」

ポスターに日付を書き込み、「よし!」と気合を入れる大吉。

「よっしゃー!」と鈴鹿も気合を入れる。



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