2013年09月26日

朝の連続テレビ小説「あまちゃん」第154話のあらすじ【2013年9月25日放送分】ネタバレ

2012年6月30日。

「は~い、私は今日、岩手県北三陸市に来ています」とテレビリポーター。

テレビの前に駆け寄る正宗。
「春子さん、北三陸だって
 ほら、春子さん、、、ねえ、春子さん?」
ネクタイをしめながら、春子をさがす。


テレビでは・・・
「それに合わせまして、様々なイベントが開催されます
 こちら市長の足立功さん」とリポーター。

「おはようございます」

「そして、駅長の大向さん」

興奮気味の大吉。

「さらに、ご当地アイドルの、、、」

「潮騒のメモリ―ズです!」とポーズを決めるアキとユイ。


「どこ行った?」と春子を見つけられない正宗。


「さあ、そして、本日はですね、前夜祭としまして、
 なんと、北三陸市にゆかりのある女優、鈴鹿ひろ美さんが
 チャリティーコンサートを開くそうでーす
 さ、それでは最後にお二人からも一言」

「ん?」とテレビを見ながら何かに気づく正宗。

「明日は海開きです」とアキ。

「みなさんも北三陸さ」とユイ。

二人で一緒に、
「来てけろ~!」

海女カフェで行われる予定の
太巻と鈴鹿、大吉とあんべちゃんの披露宴。
欠席に丸がつけられた招待状を見る正宗。
慌てて、「春子さぁ~ん!」と家を飛び出す。


~北三陸~

海辺で、アキの「潮騒のメモリー」のCDジャケットを見ながら
「その火を飛びこえて、夜空に書いた、アイミスユー」とつぶやく鈴鹿。


鈴鹿ひろ美チャリティーリサイタル、
開演まであと1時間。


~海女カフェ~

会場の準備は着々と進められていた。

「すごい、、、
 何かちゃんとしてる」とアキ。

「うん、何かちゃんとしちゃってる」とユイ。

「鈴鹿さんは?」とアキ。

「楽屋にこもってる」

「大丈夫かなあ、、、」

実は3日前、アキは親友のユイにだけ真相を打ち明けていた。


~3日前~

「え~!? 何それ!えっ、マジで?」と驚くユイ。

「し~っ!」と水口。

「し~っ!し~っ!」と慌てるアキ。

「え~?え?だってそれじゃ、春子さん、鈴鹿ひろ美の影武者じゃん」とユイ。

首を振り、「落武者!」とアキ。

「落武者じゃん」と言い直すユイ。

満足そうにうなずくアキ。

「影武者じゃ~ん!
 え~、あっ!
 じゃあやっぱ、これって、、、」

取り出した携帯プレイヤーから流れる、鈴鹿ひろ美の潮騒のメモリー。

「春子さんだ~
 春子さんの声だもんね、うわぁ~!えあ~」と目を丸くしてのけぞるユイ。

「つまり、あと3日で鈴鹿さんの音痴を直さなきゃいけない」と水口。

「音痴なの?」

「音痴だ
 それに始末が悪いのは、本人にその自覚がほとんどない
 だから音痴っていうと落ち込む」と水口。

「あら、面倒くさ」とユイ。

「でも、だいぶマシになってるんだよね?」

「うん、ママの話では、たまに当たるって」とアキ。

「たまに当たる?」

そうなんです
10回に1回、
いや、もっと低い確率で、たま~に音程が合うことがあり、、、


練習の時・・・

「♪来~てよ、その火を飛びこえて~」と歌う鈴鹿。

「すごい!今、合ってましたよ!」と春子。

「ありがとうございます!」
大喜びの鈴鹿。

「すごい、進歩進歩!
 やればできるじゃないですか!
 どうですか?歌ってて
 気持ちいいでしょう?」

「はい!っていうか、ずっと気持ちいいんです!」

「ん?」

「ずっと合ってるつもりだから、
 前のと今のと、違いが分かりませ~ん」

「そうなんだ!」と笑う春子。

はしゃぐ鈴鹿に顔をしかめる春子。


~海女カフェ~

「開演までもう少々お待ち下さい!」というアナウンスが流れる。

「あ~」と頭をかかえる鈴鹿。
「マーメイド、、三途の川、、」

「どうしました?」と水口。

「歌詞が決まらねえみてえだ」と夏。

「三途の川のマーメイドんところ」と鈴鹿。

「そんなのいいから練習してよ」とアキ。

「まあ、確かにな、三途の川はなあ、、、」とかつ枝。

「んだら、三度の飯よりマーメイドは?」とあんべちゃん。

「三段腹のマーメイドは?」と美寿々。

「三枝の愛ラブクリニックは?」と水口。

あきれる弥生。

「せめて、マーメイドは残しませんか?」とヒロシ。

「ちょっと!
 どうでもいいけどあと30分で開演ですよ!」とユイ。

「じぇじぇじぇ~!」と一同。

「ちょっと待って、ちょっと待って
 え~と、三段、、、」と鈴鹿。


さすがは根強い人気を誇る鈴鹿。
アイドル時代からのファンはもちろん、
家族連れやお年寄りなど、幅広い層のファンが押し寄せた。
まだ仮説住宅にお住いのみなさんには、特別招待席が用意されました。

「いや~2009年の海女ソニは熱かったわ~!」とヒビキ一郎も現れる。。

「いいんですか?
 、、、今さら遅いか」と水口。

「いつでも逃げられるようにここにいるんだ」と太巻。
「安心しろ、最悪の事態を回避するために影武者が向かっている」

「え?」

マイクを隠し持つ太巻。

「ねえ、ばっぱ
 じいちゃんは?」とアキ。

「ああ、どっかにいるはずだがなあ」と夏。

「まあ、いいか
 あ、そこ座ってけろ」

~天野家~|

仏壇に手を合わせる忠兵衛。

「こんにちは~!あれ?お父さん」と正宗が入ってくる。

「おお、ちょうどいがった」と忠兵衛。

「どうも」

「正宗君、あの、宮古まで送ってけろじゃ」

「あっ、春子さんは?」

「春子?東京だべ」

「いや、東京から来たんです
 急にいなくなったんです!」

「そうか、そんなら、あれだ、
 ほれ、海女カフェ?」

「ああ、、、
 えっ?お父さんはどこ行くんです?」

「どこって、おめえ、また漁さ出んのよ」

「何で今日?」

「今日船が出るからよ!」


~海女カフェ~

ステージに登場する組合長。
拍手がわきおこる。
「もっと大きく拍手~!
「高い所から失礼します
 ご存知、北三陸で、漁協共同組合の長内です」

「よっ!長内!」と観客。

「当海女カフェのオーナーです」

「いいの?来ないの?
 組合長の挨拶、始まっちゃったよ」と電話をしている太巻。

「男のスピーチと、おなごのスカートは、短いほどいいと言います
 以上です」

「終わっちゃったよ
 挨拶終わっちゃったよ!
 いいの? リサイタル始まっちゃうよ!」と慌てる太巻。

ブザーの音が鳴り響く。

「鈴鹿ひろ美が!北三陸に!い~る~!」とステージに上がる磯野先生。
 ほい!鈴鹿!ほい!鈴鹿!ほい!」

「鈴鹿コール始まっちゃったよ~!」と太巻。

「鈴鹿!鈴鹿!鈴鹿!鈴鹿!」とコールが響き渡る。

ステージの裏で不安そうな鈴鹿。

「大丈夫、なるようになるから」とユイ。

「んだ、なるようにしかなんねえから」とアキ。

「ありがとう、行ってくるね」と鈴鹿。


「聞こえないんだけど
 えっ?何?」と電話をしながら春子が会場に着く。。

「春ちゃん!」と大吉。

「あっ、ご無沙汰!」

「ちょうどいがった!FAXでも報告したが、、、」

「ちょっと、どいて!」
と黒幕をあけ会場の中へ入る春子。

舞台袖から会場をのぞくアキ。
「じぇ!」

会場の入り口から黒幕を上げて入ってきたのは、
若かりし頃の春子。
「マイク頂戴!」とさけんでいる。

「マ、マイク?」とアキ。

「春ちゃん、マイク!春ちゃん!マイク!」と太巻。

「どいてどいてどいてどいて!」と太巻からマイクをうけとり、走る春子。

「春ちゃん、電池!」
春子の持っていたマイクから電池が飛び出し、太巻のおでこに当たる。
「あっ、痛っ!」と倒れる太巻。

ステージ袖にたどり着いたのは、47歳の春子。

潮騒のメモリーのイントロが流れ始める。

マイクを片手に息をのむ春子。

♪来てよ~その火を飛びこえて砂にかいた~
と春子が歌うが、電池が入っていない。

その様子をステージ上から見ていた鈴鹿は微笑み、
「♪アイミスユー」と歌い始める。

目を丸くする春子。

「♪北へ帰るの~ 誰にも会わずに
  低気圧にのって~北へ向かうわ~」

音程を外さず歌い続ける鈴鹿を舞台袖から見つめるアキ。

鈴鹿さんの後ろに、「あまちゃん」の音楽を担当している大友良英さんが出演!

「♪彼に伝えて~今でも好きだと
  ジョニーに伝えて~千円返して~」

放心状態の春子。

「♪潮騒のメモリ~17歳は~
  寄せてはかえす~波のように~激しく~」

「さすが、プロだなあ」とかつ枝。

「んだ
 まぎれもねく、鈴鹿ひろ美だ」と美寿々。

「凄いね」とユイ。

「んだ、大当たりだ」とアキ。

「♪来てよ~その火を飛びこえて~
  砂に書いた~アイミスユー」


「逃げるの、もう嫌なんです
 下手でもいい、不完全でもいい
 自分の声で歌って、笑顔を届けたい!」と言っていた鈴鹿。

ステージ上の鈴鹿を見つめる太巻。
鈴鹿の代わりに歌ってほしいと春子に頼んだ時のことを思い出していた。


「♪来てよ~タクシーつかまえて
  波打際のマーメイド」
  早生まれの~マーメイド~」

涙を流して見つめる若かりし頃の春子。
鈴鹿が見ると47歳の春子が呆然と立ちつくしていた。


その少女の姿は、それっきりもう見えなくなりました。


マイクスタンドからマイクを取り、歌い続ける鈴鹿。

「♪置いていくのね~さよならも言わずに~
  再び会うための約束もしないで
  北へゆくのね~ここも北なのに~」


震災後、出演のオファーが来たときも
「もちろん出たい!ありがたいと思う
 だけど、東北の方々に申し訳ない、、、」となかなか働こうとしなかった鈴鹿。

「東北の人間が働けって言ってるんです!」と春子が言っても、、。


「♪波止場で待つわ~
  潮騒のメモリー私はギター
  Aマイナーのアルペジオ~やさしく~」

海女カフェで、春子に代わり、アキとユイも鈴鹿の歌唱指導をした。
その成果もあって、音程をはずさず、きれいな声で歌う鈴鹿。

「♪来てよ~その火を飛びこえて~
  夜空に書いた~アイムソーリー」

泣きそうになりながら鈴鹿を見つめる太巻。

「♪来てよ~その川乗り越えて~
  三代前から~マーメイド
  親譲りの~マーメイド~」

変更された歌詞を聞いてクスリと笑う春子。

「♪マーメイド~好きよ~嫌いよ~」

微笑む夏。

「なんつった?今」と美寿々。

「三代前からマーメイドだと」とかつ枝。

「三代前?」

「夏ばっぱの事だべ
 あの野郎、さては最初から決めてたな」

「なしてあんたが泣いてんの?」

「すいません」と太巻。

「拭け、ほら!涙で顔がテッカテカだぞ」とかつ枝。

歌い終わった鈴鹿。
客席から拍手の嵐がおこる。

振り返り春子を見る鈴鹿。

嬉しそうに微笑んでいる春子。

2013年09月24日

朝の連続テレビ小説「あまちゃん」第152話のあらすじ【2013年9月24日放送分】ネタバレ

「寄せては返す波のように
 来てよその火を飛び越えて
 飛び越えて」
と海を見ながらつぶやく鈴鹿。

東京では・・・
突然送りつけられた披露宴の招待状に驚く春子。

一方、北三陸では、鈴鹿ひろ美のリサイタルを目前に控え、
海女カフェがなんとな~く完成しました。

「いいですか?
 キリないからこれで完成って事で」とヒロシ。

「ファイナル勉さん?」とアキ。

「ファイナル勉さん
 あ、ちょ、ちょっと待って」と勉さん。
飾ってある琥珀の向きを直し、
「ファイナル勉さん」

「はい、お疲れ様でした」とヒロシ。


その頃、場末のスナックでは、なんとな~く悪い噂が、、、

「怪しいと思うんですよねえ~」としおり。

「いやいや、考えすぎだって」と吉田。

「だけど海女カフェも完成したのに練習する気配すらない」

「ん?なになに?何の話?」と菅原。

「うちのこれが、鈴鹿ひろ美がホントに歌うたえんのかって」と吉田。

「え?」と菅原。

慌てて琥珀を落とす水口。
「失礼しました」

「それ、どういう事?」と菅原。

「2日ほど前、駅でばったり会ったんです」としおり。


~2日前~

「さおりちゃん、だんご三兄弟好き?」としおりの子供に話しかける鈴鹿。

「好きだよね~、大好きなんです~」としおり。

「じゃ、歌っちゃおう」
と手を叩きながら歌った鈴鹿。



「そのメロディーが、何とも言えない不穏で不快な旋律で
 今にも魔界の門が開き、そこから聞こえる死霊の呻き声のような
 死霊の、だんご三兄弟なんです」としおり。

「要するに音痴ってこと?」とユイ。

「いやいやいやいや
 歌っこ上手いよ、鈴鹿さんは」と菅原。

「んだんだ
 昔は歌番組とか出てたもんね」と吉田。

「栗原ちゃんはリアルタイムで聴いた事がねえから分かんねえんだよ」と菅原。


その頃、当の鈴鹿ひろ美は、、、
チャリティーコンサートの準備も大詰め。

天野家で当日の曲順を決めている鈴鹿。

「老眼ですか?」とメガネをかけている鈴鹿に話しかける夏。

「アハハハッ
 そうなんです
 もう手放せなくて、、、」と鈴鹿。

「春子と1つ違いでしたっけ?」

「早生まれなんで、学年だと2つ上です」

「ああ、、、」

「ねえ、お母さん!
 これ、どうしたもんかしら?」

「何が?」

「寄せては返す波のように
 こちらのみなさんが聞いたら津波を連想するんじゃないかしら?」

「するね
 それが?何か問題でも?」

「あっ、ほら、ここも!
 三途の川のマーメイド
 ひっどい歌詞」

「そこ変えるんなら、ここも変えねばなんねえなあ」

「え?」

「17才でねく、47才にすねばなんねえな」

「47才、、、
 ハハハハ、やだ、語呂が悪い~」

「歌っても歌わなくても、津波の事は頭から離れませんから
 どうぞ、お構いねく」

「え?」

「それよりも、有名な大女優さんがわざわざこんな田舎さ来て
 目の前で歌ってくれる
 ああ、もうそれだけで、みんな大喜びでがす
 どうもありがとうごぜえます」
と正座して頭を下げる夏。
「春子は東京さ出てったが、あんたのようにアイドルにはなれなかった
 んでも、めんこい孫連れてけえってきた
 いや~、ハハッ
 おらの人生、ヘヘ、大逆転だ」と笑う夏。

「ねえ、お母さん?ちょっと聞いて」

「はい」

「春子さんが、、、あの、、、」

「ただいま~!」とアキと一緒に入ってくる大吉、かつ枝、組合長、忠兵衛。

「ああ、おかえり」と夏。

「往生際悪いぞ、大吉!
 男ならビシっとけじめつけろ!」とかつ枝。

「お~い、夏さん!1本つけてけろじゃ」と忠兵衛。

「はいはいはい
 、、、何か言いました?」と鈴鹿に話しかける夏。

「私、やります」と鈴鹿。

「そんな、、、」と夏。

「あららららら!
 今日は女優のお酌で飲めるぞ!」と嬉しそうな忠兵衛。

「居候ですから」と鈴鹿。

「夏ばっぱ、夏ばっぱ!
 大吉がついに覚悟を決めた!」とかつ枝。

「え?」と夏。

「明日、ほれ、北鉄の試運転があるべ
 無事にすんだら、プロポーズするってよ!」と組合長。

「誰に?」

「誰っておめえ、あんべちゃんしかいねえべ」と忠兵衛。

「ええっ!」と夏。

「じぇじぇじぇ!」と驚く鈴鹿。

「じぇじぇじぇってほどの事じゃねえぞ」と組合長。

「んだんだ
 もともと夫婦だからな」とかつ枝。

「でも随分昔の話よね?」と鈴鹿。

「22年前?」と大吉。

「別れたのは?」

「それも22年前」

「半年で別れたんだと、鈴鹿さん
 2クールだな」と笑うアキ。

「2クール、2クール」と大吉も笑う。

「大吉、ホントに言えんのか?と夏。

「うっ、う~ん、、、
 試運転の後、話があるからリアスさ来てけろって伝えた!」と大吉。

「ほら見ろ!
 プロポーズしたも同然だべ!」とかつ枝。


翌日・・・

「駅長!車両点検、終了しました!
 試運転お願いします」と吉田。

「はい」

「あ、駅長!
 こっちは問題ねえですから
 どうぞ乗って!乗ってけろ」
点検に回ろうとしていたところにいたアキが慌てて隠れる。

試運転開始。

「揺れはどう?」と大吉。

「大丈夫です」と運転手。

走る北鉄を指さして笑う町の人々。


~喫茶リアス~

外の様子を伺うアキ。
あんべがやってきて慌ててカウンターへ。

「あら?アキちゃん
 何だべ
 今日に限って随分暇だねえ」とあんべちゃん。

「あ、あんべちゃん、コ、コーヒーでいいか?」

「うん」


その晩、天野家では・・・

「いいのか?大吉
 焦ってねえか?
 春子が正宗さんと再婚して、、」と夏。

「いや、それはまあ、関係ねえとは言いきれねえが
 わけえ頃、若気のいたりでくっついて離れたが、お互い知らねえ仲じゃねえし
 今さら年も世代も違うゴーストバスターズも知らねえ、わけえ娘っ子と所帯持つなんて
 面倒くせえ!」

「それは、さすがにあんべちゃんに失礼じゃないかしら?」と鈴鹿。

「だよね
 でも偽らざる気持ちなんだよね」

「おら、いいど思う」

「アキ、、」と夏。

「震災婚だの授かり婚だの、何かと理由がねえとくっつかねえのが大人だべ?
 だったら面倒くせえ婚も立派な理由だと思う!
 何より、だいきっつぁんとあんべちゃん、すっげえお似合いだど思う!」
と嬉しそうなアキ。

「さすがアキだ!いい事言うなあ!」と忠兵衛。

「どうなんだ?大吉
 あんべちゃんの事好きか?」と夏。

「うっ、う~ん、、、」

「悩んじゃダメよ!スッと言わなきゃ~!」と鈴鹿。

「好きでねかったら、こったらに悩まねえべ
 好きだから、幸せになってもらいたいから悩むんです
 元夫婦間の友情を壊したくねえんです
 春ちゃんも好きだ
 鈴鹿さんもす、、す、、
 でも、おらやっぱり、あんべちゃんなんです
 まめぶと一緒です
 あめえのか、かれえのかも分からねえのに、だんだん好きになってしまった
 理由なんて忘れちまった」


~試運転中~

「吉田君、見ろよ!みんなの笑顔!
 まだ試運転だっつうのに
 こんなに温かく迎えられるとはな」と大吉。

「ホントですね、駅長」と含み笑いをする吉田。

「鈴木のばっぱ、笑いすぎでねえか?」

走る北鉄を見て、大笑いの鈴木のばっぱ。



「決めた!
 試運転終わったら、再婚してけろって言うべ!」と大吉。

「ホントに言えんのか?」と夏。

「い、、、い、、、言えんのか?」と自問自答する大吉。


~喫茶リアス~

窓から外をのぞくアキ。
「じぇじぇじぇ~!」とわざと驚いたふりをし、
「あんべちゃん、あれ見て!」

「なになに?」目を丸くするあんべちゃん。
駅に帰ってきた北鉄を見て外に飛び出す。
「、、、だいきっつぁん」

車両には
「安部ちゃんオラど結婚してけろ! 大吉」
とペンキで書かれた文字が。

あんべちゃんの姿を見て北鉄から駆けおりる大吉。
ネクタイを締め直し気合をいれ、階段を駆けあがる。

「いかったなあ、あんべちゃん」

「アキちゃん!ありがとう」
とアキの手を握るあんべちゃん。
その手をすぐにひっこめ、イヒっと笑うアキ。

「、、、え?」とあんべちゃん。

「あっ、、、なんでもねえ」と笑うアキ。
隠した右手には黄色のペンキが。

あんべちゃんの元にかけつけた大吉。

慌てて店の中に入るアキとあんべちゃん。

背を向けて座るあんべちゃんに声をかける大吉。
「あんべちゃん、、、」

「はい!」と何も気づいてないよなふりをするあんべちゃん。

「落ち着いて、よ~く聞いてけろ」

横目で窓から見える北鉄をチラっと見るあんべちゃん。

「おらと、、、」

あんべちゃんの視線の先を気にする大吉。

「おらと、、もう一度、、、
 って、どこ見てんだ!
 だ!じぇじぇじぇ~!」
と大吉も北鉄に書かれた文字を見て驚く。

試運転中、町の人たちが北鉄を見て笑っていたのは
その文字を見てのことだった。
「プロポーズ、頑張りや~」と声をかけてくれていた。

「こちらこそ、よろしくお願いします、だいきっつぁん!」
と大吉の胸に飛び込もうとするあんべちゃん。

「やった!」と喜ぶアキ。

あんべちゃんを押しのけ
「ちょっと!誰!?あれ描いたの誰!?」と興奮気味の大吉。

試運転前、車両点検を吉田がしている時に、こっそりアキが書いたのだった。

大吉を無視し、アキがクラッカーを鳴らす。

すると、閉まっていた引き戸が開き、
「おめでとう~!!!」と紙ふぶきをまきながらみんなが出てくる。

店中大騒ぎ!

「ちょっと!もう!鈴鹿さん!夏ばっぱ!」とさけぶ大吉。

「おめでとう~!」と嬉しそうな夏。

「よく言った、大吉!」と忠兵衛。

「まだ言ってねえよ!言わせてよ!」

「ほれほれ、今喋ったらいいべ」と菅原。

「あ、あの、あんべちゃん
 お、お、、おらと、も、もう一度、再、、、
 言えねえ!やっぱり言えねえ!」

自分のことのように嬉しそうに二人の再婚を祝う一同。

(ナレーションの春子)
とりあえずおめでとうしか言えねえよ

2013年09月23日

あまちゃん あらすじ~最終回に向けて~朝の連続テレビ小説「あまちゃん」第151話のあらすじ【2013年9月23日放送分】ネタバレ


突然北三陸でチャリティリサイタルを開くと言い出した鈴鹿ひろ美。
しかし彼女は、、
音痴。
その事実を知るのは、6人。

そして夫の太巻は北三陸へ向かった。

~黒川家~

太巻と電話で話す正宗。
「だから、入り口は別々だけど、中は一緒なんです
 あ、この時間ならちょうどスナック開店の頃かなぁ」

「スナック梨明日の入り口に来ました~」と太巻。

ドアが開き、ユイがスナックの照明を出す。

電話を切る太巻。
「やっと会えたね」

固まるユイ。

憧れの人の登場に胸騒ぎを隠せない、潮騒のメモリーズのかわいい方。
その緊張はなまっている方にも伝わった。




「で、でえじょうぶか?」とアキ。

「困るよ、勝手にどっか行っちゃ
 心配するでしょ?」と鈴鹿の横に座る太巻。

「ごめんなさい」

「ほんとだよ、、で、どしたの?」

「こわいんです、春子さんが」

「それはあれでしょ?
 君のことを心配しての愛のムチでしょ?」

「そうかしら
 なんか、うっぷんをはらしてんじゃないかしら」

「どういう意味よ?」

「だから、、、」

「あの、すいません、
 大きい声でしゃべるか、ボックス席に移動してしゃべるかにして
 気になるから!」と大吉。

「あ、ごめんなさい、ご挨拶が遅れました」と立ち上がる太巻。

「だねえ、挨拶まだだねえ」とつっこむ菅原。

「ついでに言うと、注文もまだだな」と弥生。

「じゃあ赤ワイン
 荒巻と言います
 あとは生ハム
 家内がご迷惑をおかけしております」
と注文と挨拶を交互にする太巻。




「いやいや、私ここの駅長の、、」
立ち上がり自己紹介しようとした大吉をスルーし
鈴鹿との話にもどる太巻。

「うっぷんをはらすってどういう意味よ?
 
「挨拶終わりかよ」と菅原にぶつける大吉。

「生ハムはねえが、サラミになっちまうな」とサラミ出す弥生。




B1プロデューサーと大女優
世間を騒がせた大物カップルは、場末のスナックで浮きまくっていた

「あれ?」と店を出て行くアキ。

「実は春子さんが彼女のボイストレーニングを担当していまして
 その指導方法がいささかスパルタですぎると、、」と太巻。

「スケバンだったんだって?あの方
 そうでしょ?」と鈴鹿。

「そりゃおめえ、春子は北三陸の初代積み木くずしだもの」と弥生。

「コーヒー牛乳買ってきてって言われて、カフェオレ買ってきた男子が
 ぶっとばされたんですよ」とあんべちゃん。

「それは俺だ、、」と菅原。
「甘さが足りねえって言って、なぐられて前歯が飛んで、、」

「優しい一面もあったべ」とフォローする大吉。
「いじめられてる小学生助けたり」

「カバンつぶして、中に鉄板いれて武器にしてましたもんね」と吉田。

怖がる鈴鹿。

「懐かしいな~
 天野春子最強伝説」

「県内最大規模の暴走族グループ、
 解散に追い込んだの、春子さんだって聞きましたよ?」とあんべちゃん。

おびえる鈴鹿。

「袖が浜に渡り鳥が来なくなったのも、春子さんのせいって聞きますもんね」と吉田。

「優しい一面もあるって」とまたフォローする大吉。
「子犬拾ってきてかわいがったり」

「駅長さん?
 やけに肩もつじゃない」と鈴鹿。

「ま、春子は俺にホレてたからな」と大吉。
「ああ見えて積極的な女でね、モーレツにアタックされました」

「どーでもいいお話の途中、申し訳ありません
 かわいい方の子は?」と太巻。

「わたす?」と弥生。

「ユイチャンならずいぶん前に出て行きましたよ」と水口。

「水口?」と私服姿の水口にようやく気づく太巻。

頭をさげる水口。

「え?今気づいたんですか?」と勉さん。

~北三陸駅構内~


「なんで?
 なんでGMTとかさ、鈴鹿ひろみとかなんでくんの?急にくんの?
 太巻さんだよ、太巻さんまで、なんで、、
 なんでわざわざこんなど田舎の終わってる過疎の町に
 今まで誰も見向きもしなかったくせに、なんで急に来んの?
 ねえ、地震があったから?」とトイレに閉じこもってるユイ。

固まるアキ。

「ユイちゃんがいるからだよ」と店から出てきた水口。
「みんな君に会いたいんだよ
 潮騒のメモリーズのかわいい方に」

うなづくアキ。

「なまってる方もうなづいてるよ?」

「んだんだ、ユイちゃんが去年言ったとおりになったべ」


去年、
「よし決めた!あたしこうなったらここから一歩も出ない!
 東京なんか行かない!
 あたしに会いたければみんな北三陸に来ればいいんだもん」
と言っていたユイ。
  

「これから電車が通って、海女カフェも作って、もっと来るぞ!
 なぁ、せっかく会いに来たんだから、出ておいでよ、な?」

足音がして、
「ユイちゃん?太巻です
 どうしてトイレにこもっているのかな?
 お腹が痛いのかな?キリキリ痛いのかな?
 それとも、シクシク痛いの、、、」

トイレからユイが出てくる。
「痛くないです」

「あ、そう
 改めまして、太巻です」

頭を下げるユイ。
「あたし、東京には行きません」

「え?」

「ここでやっていきます、アキちゃんと水口さんと一緒に
 潮騒のメモリーズで」

「でも君もうハタチだろ
 いつまでもご当地アイドルだと先見えないし
 東京に出るには、今がラストチャンスじゃないかな?」

「東京も北三陸もあたしに言わせれば日本なんで、お構いねく」
と頭を下げるユイ。
「もうね、ずっとやっていきますあたし達
 おばあちゃんになっても、ずっと潮騒のメモリーズです!」

「です!」とアキもポーズをきめる。




「それは、、、
 かっこいいね」と太巻。

~スナック梨明日~

「いいのかな?」と言いながらマイクを鈴鹿に回す青年部。
嬉しそうな鈴鹿。
盛り上がる一同。

潮騒のメモリーのイントロが聞こえたアキは慌てて店に戻る。




店の中ではステージの上にあがった鈴鹿がいた。
慌てて鈴鹿からマイクを奪い」と取るアキ。
「だめだって!
 ちっ、油断もすきもねえな」

「すいません、、」と不満そうにステージを降りる鈴鹿。

代わりにアキが歌う。

店の外では・・・

「多少歌えるようにはなってるんですよね?鈴鹿さん」と水口。

「うーん、春子さんに任せっぱなしで俺もずっと聞いてない
 けど、元があれだからな
 いいんじゃねえかな
 人前で下手な歌うたって恥かいてさ、殻やぶれるんなら
 それだけでもあの人にとっちゃ大躍進だ」と太巻。

「変わりましたもんね、鈴鹿さん
 鈴鹿さんの付き人になれば、アキちゃんも少しは成長するかなって思ってたんですけど
 むしろ鈴鹿さんの方が影響受けちゃうっていう、、」

「おまえもだろ、水口」

「はい」

「仕事もそこそこ順調だったのに、こんな田舎で琥珀掘って、おもしろいか?」

「これ見てください」
とズボンのポケットから琥珀を取り出し太巻に差し出す水口。




「ん?
 アリ?」

「はい
 琥珀って、8500万年前の樹液が固まってできてるんです」

「それじゃあ、、」

「8500万年前のアリです
 俺が堀りあてたんです」




「すごいじゃん」

「これ見てると、真ん中のアリがユイちゃんで、
 周りを固める樹液が田舎の、地元意識なんじゃないかって
 アキちゃんみたいに日の目をみることはなかったけど
 地元意識に守られて、ユイちゃんの魅力は永遠に色あせないっていう」

「水口、、」

見つめあう太巻と水口。

「、、、ごめ~ん、全然分かんない!」と太巻。

「でしょうね
 俺も自分で言ってて、違うなって思いました」
突然膝をたたき
「海女カフェ行きましょう!」と水口。

「え?」



海女カフェにやってきた、太巻、水口、鈴鹿。
改装は進んでいて、バザーのような雰囲気の店内。

「あ、どうもご無沙汰してます」と作業をしていた種市。

「お~寿司屋の」と太巻。

「わ~!」
突然大声をだす磯野先生。
驚く鈴鹿。
「ちょっと、芸能人来るなら言ってよ!
 恥ずかしい、こんなポロシャツで
 もっといいポロシャツ持ってるのに~」

「これ全部天野が?」と太巻。

「天野が作ったやつが津波で流されて、それをみんなで修復してます」と水口。

「業者に発注する予算がなくて」とヒロシが出てくる。
「あ、すいません、オープンまでには何とか、、
 海女カフェ担当の足立、、、」
名刺を出そうとすると

「ここで歌うんだ」と太巻。

嬉しそうにうなずく鈴鹿。
「ここで歌うんです!」

「まずいな」

「まずいですよね」と水口。

「すいません、精一杯頑張ってるんですけど
 いかんせん、素人仕事で」と申し訳なさそうなヒロシ。

「だろうね
 これはプロには到底マネできない
 雑なのに愛がある」

「すいません」
頭を下げるヒロシ。

「いや、ストーブさん、今ほめられてるんですよ」と種市。

「え?」とヒロシ。

「僕が上野で劇場作るときに目指したのがこれだ」

嬉しそうな種市とヒロシ。

「え?こんなほったて小屋が?」と水口。

「ほめられてないじゃん」とヒロシ。

「正直さっきまでいくらか寄付しようと思っていた
 売名行為じゃないよ?
 鈴鹿ひろ美の初リサイタル
 それにふさわしい会場を作るのは、プロデューサーとしては当然の出費だ」

「金出すって言ってるぞ」と磯野先生。

「でも違った
 これでいい、これがいい
 お金かけたらちゃんとしちゃう
 この絶妙なバランスが崩れちゃう」

「金ださねえって言ってますね」と種市。

「どっちなんだ?」と磯野先生。

ステージ上で突然踊りだす太巻。

「踊りだしましたね」と種市。

「馬鹿なのか?」と磯野先生。

踊り続ける太巻。
笑う鈴鹿。

「プロでもない、素人でもない
 アマチュアのなせる技
 まさに、アマカフェ」と太巻。

「鈴鹿さんのおかげです」と種市。

「え?あたしの?なにが?」

「ずっと後回しになってたんです、ここ」と美寿々。
「みんな半分諦めてたし
 だっていらねえし、こんな田舎にカフェ
 ずっと浮いてたし
 壊して元の漁協にすんべって
 だけどアキちゃんが、、
 海女カフェ建てて、ユイちゃんやアキちゃんが歌って
 地元を元気にするんだって
 それが今おらにできることだって言うの」

「そしたら鈴鹿ひろ美が歌いにくるよって話になって慌ててリフォームしたんです」と種市。

「みんな、すんげえ楽しみにしています」
鈴鹿のもとに駆け寄り、鈴鹿の右手を両手で握り
「よろしくお願いします」と頭を下げるヒロシ。

「こちらこそ」

「まずい」と太巻。

「ますいですよね」と水口。

「いいの?ほんと大丈夫?」という太巻に

「いい!ここで歌うの!
 それがおらにできることなの」と急になまる鈴鹿。

「そっか、じゃ頑張って
 僕帰るから」と海女カフェを出て行こうとする太巻。

「え?東京にですか?」と水口。

「僕も、僕にできることやるよ」と店を出て行く。
後を追う水口。


後日、海女カフェには、最強の音響設備が投入され、
関係者各位にはこのようなFAXが届いた

~3Jプロダクションオフィス~

「はぁ!?
 はあ?何これ、、、」
届いたFAXを見つめる春子。
そこには、
「太巻太一&鈴鹿ひろ美 結構披露宴」の文字が。

「え?」
事態がのみこめない春子。
確かにそれは太巻さんにしかできないことだけど、、、




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