2013年04月27日

朝の連続テレビ小説「あまちゃん」第24話のあらすじ【2013年4月27日放送分】

本気獲りの朝。
結局一睡もできなかったアキ。

「海女クラブの皆さんは、漁業にお集まりください」
町にアナウンスが流れる。

この日を最後に、あんべちゃんは北三陸を離れる

眠い目をこすりながら漁協へ向かうアキ。
カメラを持っているヒロシを見つける。
避けようとしたが声をかけられる。

「おはようアキちゃん、眠れた?」

天野家を代表した重圧もさることながら、
昨日の出来事も頭から離れず。


「あの人たちは?」とアキ。

「袖が浜集落の人たちだ
 海女クラブを引退した
 なめんなよ、みんなちっちゃい頃からもぐってるんだから」

「よろしくおねがします!

「みんな乗ったか?
 出発!」と組合長。

見守る夏。


「この辺でどうだ?あんべちゃん」

「いいんでねえか」

船を止める組合長。

「2時間勝負だ」

次々潜る海女達。

「すんげえ、みんな本気だ」
圧倒されるアキ。

3ヶ月間、海女として働いた、ちょっとしたボーナス
普段はウニがいなくならないように加減してとっているが、
この日ばかりは獲りたいだけ獲っていいのだ

坂を駆け上がる夏。
監視小屋へ。
そこにはすでに、双眼鏡を持った春子がいた。

「ねえ、何でアキにゆずったのよ
 私が潜ってた時は、絶対代わってくれなかったのに」

「さあな、歳だからかな
 入ったか?」

「まだです」


まるでいつも違うスイッチが入ったかのようにみんな真剣。
溺れても流されても、今日は助けてもらえないんだ、と思うと
アキは足がすくむ。

「潮も早いし、水温も低い
 ベテランでも溺れることがある
 おっかねえなら、やめておけ」と組合長。


動き出すアキ。
船の上に立つ。


「お、立った!」と春子。

「貸せ!」
双眼鏡をのぞく夏。


「行くのか?」と組合長。

「うん」

「大丈夫か?」

「うん
 あんべちゃんと約束したんだ
 自分の力でウニをとって、一人前の海女さんになるんだ」

「心配するな、なんかあったら、すぐ浮き輪投げるから」

うなずいて、海に入るアキ。


「潜った!」

「返してよ、それ貸してよ!」

と双眼鏡を奪い合う、夏と春子。


海面に出てきたアキ。
またすぐ潜る。
息が切れ、また海面に出る。

悔しがるアキ。

考えない、考えない・・・・

また潜る

何も考えないことが、
頭を空っぽにすることが
こんなにも難しいなんて

アキは3ヶ月前の海開きの日のことを思い出していた
初めて三陸の海に入った時のことを

「飛び込んでも考えたとおりにはなんねえ
 何も考えずに飛び込め」
あの時もおばあちゃんは、考えるな、って言ってた。


ウニに手を伸ばすアキ。

つかんだ

が、落とす

さらにおっかける

「危ない!」

「大丈夫、離して」とアキ。

さらに潜る。

ウニに手を伸ばす。

「アキちゃん!」
心配するあんべちゃん。

「大丈夫かアキ?とれたか?」
みんなが見守る。

船に手をかけるアキ。
左手を上にあげる。

「とれた!」

手にはウニが!

みんなが喜ぶ。よろこぶいんな


双眼鏡をのぞく夏も大興奮。
「ほんとだ!持ってる持ってる!」

「おめでとー!」
叫ぶヒロシ。

「とれた~!」


~漁協~

「はい、ごくろうさん!」
とその日の売り上げをみんなに渡す組合長。

「お~、さすが、美寿々ちゃん!
 今年は液晶テレビ買えるな」

「アキちゃん、ウニとれたんだって?
 これで一人前の海女だ」と大吉。
「早速ホームページにアップするべ」

あんべちゃんへは餞別。

「長い間、ありがとうございました」

「ほれ、アキの番」
ひとつのウニを差し出すアキ。


今年の天野家の収穫は、500円。

手のひらにのせた500円を見せ、
「ごめんね
 おばあちゃんだったら何万円も、、」

「銭が全てじゃない
 初めてとったウニ
 天野家の財産だ」

ユイが現れる。

「ウニとったよ!」とアキ。

「嘘!」と抱きついて喜ぶユイ。
「どれ?見せて見せて!」

みんながとったウニは一緒になり混ざっていた・・・

「ちゃんとここさある」

とアキのウニは特別によけてあった。

アキのとった、たった一個のウニは、
海の神様に奉納された。

「ちょっと待って!写真とんなきゃ」と春子。


こうして、海女のシーズンは静かに幕を閉じたのです。

2013年04月26日

朝の連続テレビ小説「あまちゃん」第23話のあらすじ【2013年4月26日放送分】

母の部屋の机の引き出しを開け、中からノートを取り出そうとした時、


「何してんの?」
と春子が入ってくる。

「ママ・・・
 ごめんなさい、ママ」

眠れなくて、家の中を探検していたら、春子の昔の部屋を偶然見つけたアキ。
秘密基地のような場所になっていた。

「吉川こうじだよこれ、懐かしい
 聖子ちゃんの3枚目のアルバムだよ
 安全地帯だよ
 これなんだろ
 ジャガー
 私、変わってるな」
と自分の部屋を懐かしがる春子。

「ふーん、これ、交換日記だ
 観光協会の菅原さんだよ
 3日で終わってるんですけど
 変でしょ、この部屋
 元々はおじいちゃんが使ってたんだけど
 ママが勝手に自分の部屋にしちゃったの
 どいてどいて
 このテレビ懐かしいな
 昔のまんま
 何で残してるんだろうね」

「いつか帰ってくると思ったんじゃないの?」とアキ。

「私が?気持ち悪い」

「ねえ、ママ」


「なんかこの部屋でママって呼ばれると、変な感じがするわ
 ママになる前のママもいたんです
 この部屋にいた頃は、あんたのママになるなんて、思ってなかったんだから」

「今のママと2歳違い
 まだパパとも知り合ってなかったんだね」

「パパとかやめて
 これ、私のじゃないな
 あんべちゃんのだよ
 借りっぱなしで返してなかったんだ
 返さなきゃね」
とファミコンのカセットを見つめる春子。
「今何時?」

「今から仕事行くの?」

「まさか
 散歩行こ」

「ここ
 ママの秘密基地」
灯台に来た二人。

東京、原宿、表参道
と落書きがしてある。

「すげー、これ、全部ママが書いたの?
 アイラブ、イサム
 いさむって誰?
 アイラブユーって読むの
 マイケルジャクソンだ
 どうかしてるよね」
感じだらけの落書きを見て笑う春子。
「田舎大っきらいだったからね
 海しね、うにしね、って」

「本当だ」

「アンタと正反対ね」

「ってゆうか、ユイちゃんみたい
 卒業したら東京行くんだって」

「アンタは東京戻りたいとか思わないの?」

「うん」

「よかった」

「え?」

「いや、よかったなんて思ってないし」
走っていく春子。

「待ってよ、春ちゃん」

「春ちゃんって、、」

「だってママって呼んじゃだめなんでしょ?」

「ばーか」

「はるちゃ~ん」



「そうだ、いいこと教えてあげようか」
布団の中でアキに話しかける春子。
「おばあちゃんに、深く潜るために必要なものって何?って聞いたことがあるの」

「なになに?」

「ヒントは呼吸に関すること」

「えら呼吸」

「えらのある人間なんていません
 一番酸素を使うのは、脳みそなんだって
 脳みそを使うほど、考えるほど、酸素を使うんだって
 脳みそ使わなかったら潜れるって」

「脳みそ使わなきゃいいんなら、楽勝だべ」



「春子さん、朝ごはんですけど
 先に食うべ」
 いただきます
 なんだ?」

「あたし、本気獲りさ行きてえ
 船さ乗って沖さ行ってみてえ」

「なして?」

「あんべちゃん、明日で終わりなんでしょ?
 思い残すことないように
 あんべちゃんがいなくても、ウニとれるとこ見せてあげたい」

「だめだだめだ」
本気獲りは危ないと止める夏。
「それでも行きてえのなら勝手にしろ」

「いいの?」

「行くなって言っても、行くんだべ?」

「うん
 おばあちゃんと」

「それはだめだ
 本気獲りには漁業権が必要だ
 漁業権は一家に一人しか認められない
 ウニも大事にしないといけない
 乱獲防止だ」

アキが行くということは、夏は行けなくなるということ。


~漁協~

「というわけで、天野家からはアキがエントリーします」と夏。

「でもアキちゃんはまだウニとったことないべ」



8月20日は、海女の口開けといって、海女の大事な日
この日だけは、自分と家族のために漁をしていい

「じゃ、がんばんなきゃな」

「俺もカメラ持っていくから」とヒロシ。

「やめて!ただでさえプレッシャーなのに」

「仕事だから
 ごめんね、まきこんで」

「お構いなく
 ストーブさん、電車出るんで」

「心配なんだ」

「大丈夫
 自分でも分かってる
 チヤホヤされるのは今だけ
 女子高生の海女は珍しいから、騒がれてるだけ」

「そんなこと思ってないよ
 君が遠くに行ってしまった気がする」

「どこにも行きませんよ」

「実際の距離じゃなくて気持ちの
 お母さんに聞いてない?」

「なんなんですか?」

「好きなんだよ

「じぇじぇ
 ママが?」

「違う、アキちゃんのことが好きなんだ」


固まる吉田。

「ごめん、お母さんには反対されたんだけど
 我慢できなくて
 気持ちだけ伝えたくて
 答えは急がないから」

「やばい、、
 脳みそ使っちゃダメなんです
 酸素使っちゃダメなんです
 本気獲りなんです、明日
 何してくれてんですか!」


その夜、アキは眠れなかった
無理もない
初めて異性から告白されたのだから


「ウニが1匹、、、ウニが三匹、、」

相手はよりによって親友の兄。
ダメだ
考えちゃダメなんだ

2013年04月25日

朝の連続テレビ小説「あまちゃん」第22話のあらすじ【2013年4月25日放送分】

ユイのおかげで観光客が一気に増え、
その人気は袖が浜にも飛び火。
天野アキ効果で今年一番の大入り。

横浜から来たという8歳の女の子。
将来海女さんになる、と毎日動画を見ているらしい。
ウニを食べて
「おいしい!」
「アキちゃんがとってくれたと思うと一段と美味しいね」と母。

「本当はとってないんです
 あそこでバケツ洗ってるおばちゃんがとって、海の中で渡してくれるの
 すごいっぺ
 だからあのおばちゃんにごちそうさまでしたと言ってあげて」とアキ。


「なして全部バラしてしまうかな、このわらす」

「子供の前だと特に嘘をつけない」

「本当のこと知りたくて横浜から来たわけじゃない
 あんべの立場もない
 今年で海女を引退する
 観光協会から呼び出され
 まめぶ汁を売り出したい、
 駅長があんべとまめぶにチャンスを与えたいと」


「あんべちゃんのまめぶがうめえ
 全国の人に食ってもらいたいと思う」と大吉。
「北関東からじわじわせめて東京進出だ」


「本気獲り」は、9月に船で沖に出て、ウニをとりまくる。

「浅瀬でとれないのに沖でとれるわけがない。」


「需要と供給が大事
 アキちゃんは潜るのが好きで、お客さんは喜んでる
 おばさんよりアキちゃんにとってもらいたい
 割りきってニコニコ笑っといた方がいいと思う
 私はそう思う」とユイ。

「電車乗ってサインして楽しい?」とアキ。

「楽しくはないけど、それが今望まれてる自分だからね」

「なんだか分かんないけど、かっけー」

望まれていない自分を演じる
それを冷静に話せるユイはプロなんだ
私とは違う


喫茶リアスに寄るアキ。

「家に何もないから、ここで食べてくれた方がありがたいんだけどね」と春子。

「ママって子供の頃アイドルになりたいって思ったことある?
 憧れのアイドルって誰?
 ピンとこないんだよね、アイドルって
 かわいくて、歌と踊りがうまくて
 男が光る棒振り回して応援してるイメージ。
 10代の頃、憧れてたアイドルいた?聖子ちゃん?」とアキ。

「そそそ、同じ世代だしね」と軽く流す春子。

「同じ髪型にしてたんでしょ?」

「誰に聞いたの、そんなこと」

「あんべちゃんが言ってた
 この町で最初に聖子ちゃんカットしたんだって」

「昔の話よ、中2か中3か」

「写真見たいなー」

「ないよ」

「えー、家に帰ったらある?」

「ないない」

「探せば1枚くらいあるでしょ?」

「何なの?海女になりたいって言って
 ちょっと壁にぶつかったら今度はアイドル?
 くっだらない
 ちょっとチヤホヤされたからって、いい気になるんじゃないの!
 そんな浮ついたもんばかりに興味持たないで!」

「海女は浮わついてないもん」

「そうですね、海女は海に潜ってウニとりますもんね
 ってバーカ
 そういうの屁理屈って言うの!」

「ウーロン茶ストレート」と店に入ってくる大吉。

「アイドルになりたいなんて言ってないもん」とアキ。

「あったりまえじゃん
 あんたみたいなブスがなれるわけないじゃないの!」
と春子。

「ブス?」

「ごめん、言い過ぎたかな?」

「うぇーん」

「泣くんじゃない!」

「泣いてないもん!」
店を飛び出すアキ。
「うぉー!」と自転車をこぐ。
かわいいと言われた後に、ブスと言われ、すっかりこわれたアキ。
「え、どうしよ、自転車で帰ってきちゃったよ」

母が何故あんなに動揺したのか、アキは全く理解できなかった
アキは考えた。
母は何故突然キレたのか。
過去に春子があんな理不尽なキレ方をしたことがあっただろうか
あ!

~こないだテレビなおしたばっかなのに、これじゃ使えない
~岩手なのに暑い!
~見たい番組ひとつもない!
など、ちょくちょくあった。

母は理不尽にキレる女でした。

でも今日はいつもと何か違った。
いったい何が母の逆鱗に触れたのか。


漁協の看板を丁寧に拭くあんべちゃん。

「あんべちゃん」とアキ。

「まめぶ食べっか?」

美味しそうに食べるアキ。

「中学のはこれしか、、、」
と卒業アルバムを引っ張りだす。

「やっぱいい
 だってダサいんでしょ?」

「今見たらね
 でも当時は流行のヘアスタイルだったんだ」

「じゃ見る
 、、、やっぱいい」

「わざわざ見にきたんでしょ?」

「見たら死ぬ
 見たら石になる」

「そこまでダサくないし」

「ほんと?」

「B組」

「ハハハ
 あんべちゃんウケる~」

「私はいい、似合ってないから
 これ、
 これが春子さん」

見つめるアキ。

「アキちゃん?」

「へ?」

「石になったかと思った」

「なんないよ、だってかわいいじゃん」

「春子さんを見に、わざわざと隣町から男子が来た
 ファンクラブまであったんだから」

「ユイちゃんみたい
 じゃあ何であんなに怒ったんだろ
 ママに、ブスとかバカとか、怒鳴られたの
 昔の写真見たいって言っただけなのに
 なんで?」

慌てるあんべちゃん。
「おら、なんもしんね」

何か隠してる。
いかに鈍感で幼稚なアキでも、その慌てようでピンときた。
この町の大人はみんな春子の過去を知っている。
でもそれはママにとって、消したい過去なんだ。
触れちゃいけない。見ちゃいけないんだ。

しかし、見ちゃいけないほど見たくなるもの。

夜こっそり2階へ上がるアキ。

机の引き出しからノートを取りだそうとした時、
扉が開いて春子が入ってきた
「何してんの?」

「ママ・・・」


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